FOMC金融政策発表:金利は予想通り据え置き、注目の利上げペースは?

こんにちは、マイクです。

日本時間今日早朝3:00に米国FOMCが金融政策を発表しました。

今週はFOMC待ちモードでしたので、これでまた流れが出そうですね。


政策金利は予想通り0.25%-0.50%で据え置きとなりました。


市場がより注目していたのは、今年の

利上げペース

です。


以前の記事でも書きましたが、昨年12月の時点では、FOMCメンバーによる2016年末での予想金利(中央値)の最頻値は1.375%でした。

これは2016年中に0.25%ずつ4回の利上げがあることに相当します。


それが今回、2016年末での予想金利(中央値)の最頻値が0.875%に急落したのです。

これは利上げが2回しかないことを意味します。


時々、

マイクさん、FOMCメンバーの金利予想って、どこで見れるんですか?

という質問を受けることがあるんですが、もちろんFRBのウェブサイトで公開されています。

  • Economic Projections

として纏められた資料の中に、グラフがあるんですね。

ここにはGDPやインフレ率などの予想も載っています。


金利予想の部分を見てみると:

【2015年12月】
20160317FOMC201512
【2016年3月】
20160317FOMC201603
上が昨年12月、下が今回のものです。

このグラフの各点が、FOMCメンバー一人一人の予想値を表しています。

ドットで表されているので、よく「ドット・プロット」とか「ドット・チャート」と呼ばれていますね。


これらのグラフで横軸「2016」のところを比べてみると、昨年12月時点では1.375%を予想するメンバーが最も多かったのに対して、今回は0.875%を予想するメンバーが最も多かったことがわかります。

これは市場にとってもサプライズでしたので、素直に株高ドル安で反応した形となりました。


実際の利上げペースはどうなるか、今後も注目です♪


では、今日もポチっと応援お願いします☆

↓↓↓↓↓↓ 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です