バブリンカに学ぶメンタル制御 (2: 人生の哲学)

こんにちは、マイクです。

前回の記事では、全仏オープンテニスで優勝したバブリンカが、以前弱かったメンタル面をどうやって克服したか、そのヒントの一つがこの写真に隠されている、ということをお話ししましたね。

2015RolandGarros_Wawrinka_backhand(出典:http://www.rolandgarros.com/)


何だかわかりましたか?

ちょっと、写真を拡大してみましょう。

201506009waw_hand

おや、左手の内側にtattooで何か文字が彫ってありますね!

ここには、こう書かれています:


Ever tried. Ever failed. No matter.
Try Again. Fail again. Fail better.



これは、ノーベル文学賞を受賞したアイルランド出身の作家サミュエル・ベケット(Samuel Beckett)の著書、「Worstward Ho」からの引用です。


バブリンカは2008年には既にトップ10入りを経験しているにもかかわらず、常に同郷(スイス)の王者フェデラーの陰に隠れ、所謂ビッグ4(そのフェデラーを含め、ナダル、ジョコビッチ、マレー)の壁に、長年、阻まれ続けてきました。


そんな彼は、このフレーズが大好きだそうで、

「自分の人生の哲学だ」

とさえ言っています。


どんなに負け続けても、その負けから必ず何かを学ぶ。

そうして、次にまた負けても、何か前よりいいところがあればいい。

それをずっと継続することが、四大大会2回目の優勝という快挙を導いたのだと思います。


このことは、

「成功とは何か」

という問いに対する、一つの答を示しているようにマイクは感じます。


詳しくは次回お話ししますね♪


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「バブリンカに学ぶメンタル制御 (2: 人生の哲学)」への2件のフィードバック

  1. こんばんは~マイクさん同様、バックはシングルハンドのけだま。です(笑)

    バブリンカのタトゥーにこんな事が書かれていたとは知りませんでした…。。
    ちょっとウルッときちゃいました。
    テニス選手にとっては命である腕に刻むところが彼の覚悟を感じますし、バブリンカのこれまでの苦悩が伝わります。。

    ミスをしても失敗した!とは思わず受け入れて、自然に次に繋げられるようですね。
    今回はフェデラーにも勝ってますし、その継続が自信に昇華して、変なミス自体が減っていくという相乗効果になってたのでしょうか。
    ジョコビッチとの決勝では、開幕や要所要所の大事なポイントで物凄く長く、質の高いラリーの応酬が見れましたが、納得です!

    トレードで言えばきちんとルールに則って損失を受け入れて、次に繋げると。
    トータルでプラスになっていることを実感できれば、自信もついて無茶なトレードも無くなりそうですね♪

    マイクさんの記事は、自分も大好きなテニスを例に挙げてくれるので嬉しいです(^^)

    ポチ☆

  2. けだま。さん、こんにちは。

    けだま。さんも片手打ちなんですね!
    最近少なくなっちゃいましたが、やっぱり片手打ちはカッコいいですよね♪

    バブリンカの話、マイクも自分で書きながらウルっときちゃいました。笑
    「Fail better.」って、凄く勇気を与えてくれる言葉だと思います。

    これを継続していれば、達成できないものはないんだって、バブリンカは教えてくれました。
    おっしゃる通り、トレードでも全く同じことですね。

    いいコメントをありがとうございました♪

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