こんにちは、マイクです。
前回の記事では、相場が本質的にはランダムウォークだという事実が私たちに与える重大な示唆として、
チャートパターンを過信してはいけない
ということを挙げました。
今回は、このランダムウォークの特徴から導かれる、もう一つの重要な示唆についてお話しします。
これまでの記事を見ていない方はこちらからどうぞ:
■ 優位性はどこにある?(1)
■ 優位性はどこにある?(2)
■ 優位性はどこにある?(3)
■ 優位性はどこにある?(4)
さて、ランダムウォークの特徴から導かれる、もう一つの重要な示唆、それは、
トレンドの転換を期待してはいけない
ということです。
人間の心理として、長く一方向へのトレンドが続くと、次第に、
「そろそろ反転するだろう」
という期待が大きくなってきます。
これは「ギャンブラーの誤謬」と呼ばれる現象です。
例えば、ルーレットで何回も続けて赤が出た場合、
「さすがに次は黒だろう」
と考えてしまう心理を指します。
しかし実際は、何回続けて赤が出ようとも、次に出る色の確率に影響はありません。
相場も本質的にランダムウォークである以上、いくら長期間トレンドが続いたからといって、それだけで転換する確率が高まるわけではありません。
さて、相場のランダムウォーク性から示唆されたこれら2つの警鐘は、
「優位性が存在する局面というのは、普通に考えられているよりも遥かに少ない」
ということを意味しています。
では、そのように僅かにしか存在しない優位性を活かして、確度の高いトレードを実現するにはどうしたらよいのでしょうか?
その点について「学習プログラム」では、人工知能の学習アルゴリズムにも使われる、ある確率論の基本定理を使って、科学的に解明しています。
もちろん、「マイクの神器」はそれを前提に設計されたものです。
興味のある方はこちらからどうぞ。
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