こんにちは、マイクです。
いかにも典型的な転換局面を表していると思える2つのチャートが、ランダムウォークで生成された偶然の産物だったのには驚きましたね。
だって、こんな解説もできそうですよ:
【1】
上昇トレンドからダブルトップを形成、そのネックラインをブレイクして、小さい戻しでネックラインでのサポレジを作った後下落、転換完成。
その後、上昇のレンジ帯がサポートとなり一旦止められるも、そこをブレイクすると今度はレンジ帯がレジスタンスとなり、下落継続。
【2】
下落トレンドから深い戻りが入り、安値を切り上げてダブルボトムを形成。
右側の谷には小さいダブルボトムも出現。
ネックラインをブレイク後、浅い押しでネックラインのレジサポを作り、一気に上昇転換。
・・・
どうでしょう。
この解説を聞きながら見ると、更にリアルなチャートパターンに見えてきませんか?
でも、これらはランダムウォークです。
そういえば、これまでの記事を見ていない方はこちらからどうぞ:
■ 優位性はどこにある?(1)
■ 優位性はどこにある?(2)
■ 優位性はどこにある?(3)
そして、前回の記事の最後に触れた、この事実が私たちに与える重大な示唆とは:
チャートパターンを過信してはいけない
ということです。
チャートパターンだけでは優位性に乏しい、とも言い換えられます。
このような実例を目の当たりにすると、相場が本質的にはランダムウォークだということも実感として理解できますね。
そして、このランダムウォークの特徴から導かれる、もう一つの重要な示唆があります。
それについては、また次回お話ししましょう♪
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