こんにちは、マイクです。

新年度・新学期を迎え、新たな環境でスタートを切った方々も多いかと思います。

マイクもちょっと気分を変えてブログを引っ越してみました。


引き続き「続・晴れ時々相場」として、みなさんと交流していきたいと思いますのでよろしくお願いします。


さて、引っ越し記念にちょっとした便利ツールを公開します。

名付けて「ロット計算機」。

右のサイドバーにあるのがそれです(スマホだと下の方)。


マイクはいつも口を酸っぱくして資金管理の重要性を説いていますが、その最も基本となるのが許容損失比に基づいたロット調整です。

これを無視して固定ロットでエントリーするのは、とても危険であると同時に、とてももったいないことでもあります。


ボラが大きい時や時間足が長くなった時には、テクニカル的に意味のあるストップ幅は当然大きくなります。

逆に、ボラが比較的落ち着いている時に充分に引き付けられれば、ストップ幅はかなり小さくすることができます。

この両者において、同ロットでエントリーしたら、取っているリスクが全く違うことになりますよね？

では、その違いに合理的な根拠があるのでしょうか？


・・・


ありませんね！


リスクを変えるためには根拠が必要です。

そして、この根拠は勝率に依存してくるのですが、この話をするとまたとても長くなってしまうので、別の機会に。


では、、、


おさらいしましょう！


現在資金を\(M\)、資金に対する1回の許容損失額の割合を\(\lambda\)、ストップ幅を\(w\)、取引する通貨ペアの決済通貨を基軸通貨、資金通貨を決済通貨とする通貨ペアの為替レートを\(r\)とすると、適正ロット数\(L\)は次式で与えられます：
\[L=\frac{M\lambda}{wr}\]

念のため用語の説明をすると、取引する通貨ペアがXXXYYYである場合、XXXが基軸通貨、YYYが決済通貨となります。

また、資金通貨とは、口座が円建てであればJPY、ドル建てであればUSDということですね。

例えば、EURGBPをオージー建て口座で取引する場合には、GBPAUDのレートが必要となるということです。


これって、「重要なのはわかってるんだけど、計算がめんどくさいので、ついおろそかになってしまいます。。」っていう人が多いのも人情というところでしょうか(笑)。


そんな声にお応えして、今回作ったのが「ロット計算機」です。
JavaScriptで書いているので、ブラウザの設定でJavaScriptが有効になっていることを確認してください。


取引通貨ペアの決済通貨、現在資金、許容損失比、ストップ幅を入力するだけで、必要なレートを自動で取得して、適正ロットが計算されるようになっています(今のところ円建て口座が対象)。

詳しい使い方と注意事項はこちらにまとめましたので、ご一読の上お使いください。


そして、使った感想などをコメントしてもらえれば嬉しいです。

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