どうやったら淡々とサイコロを振り続けられるのか?

こんにちは、マイクです。

前回の記事では、きちんと確率的な考え方を身に付ければ、一旦検証で優位性を確認した手法に関しては、淡々とサイコロを振り続けるようにトレードを執行していけるということをお話ししました。

20160810dice2

もちろん、

きちんと確率的な考え方を身に付ければ

とサラッと書いていますが、実際にこれを修得するのは口で言うほど簡単ではありません。

実際、「学習プログラム(三種の原理)」では、確率的な考え方を身に付けるために、

  • 評価に必要なサンプル数の理解
  • 収益モデルのばらつきの認識
  • ベイズ理論による優位性への確信
  • 実際の勝敗結果の表れ方とイメージとの違いの把握
  • 負けた時の心理状態の行動心理学的分析

などなど、非常に多角的なステップを踏みながら、時間をかけて腑に落としていくカリキュラムを採用しています。


ある意味、人間の感情とは相反する所作を修得しなければならないわけで、一筋縄ではいかないということですね。


ところで、通常ではそれだけ困難である「淡々とサイコロを振り続ける」ということが、何の苦労もなく可能となる方法が一つだけあります。


それは・・・


手法のロジックをプログラムに組んでパソコンにトレードさせることです。

つまりEAですね。


もちろんそのためには、その手法が厳密にプログラム言語で記述できる「完全無裁量手法」であることが必要ですが。


マイクも実際にいろいろなEAを自作して運用しています。

完全放置で収益があがるのは確かに楽ですね。

ただ、自分で裁量トレードした方が格段に効率はよいので、あくまでサブの位置付けです。


一方、EAの運用には気を付けなければならない点もあります。

それは、逆説的なようですが、EAを運用するトレーダーこそ、

確率的な考え方を修得していることが必要

だということです。

そうでないと、それこそ「樹海への旅立ち」ならぬ、「EAコレクターへの船出」となりかねません。笑


いずれにしても、確率的な考え方はトレードの一番重要な部分であると、改めて強く思います♪


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