こんにちは、マイクです。
前回の記事では、きちんと確率的な考え方を身に付ければ、一旦検証で優位性を確認した手法に関しては、淡々とサイコロを振り続けるようにトレードを執行していけるということをお話ししました。
もちろん、
きちんと確率的な考え方を身に付ければ
とサラッと書いていますが、実際にこれを修得するのは口で言うほど簡単ではありません。
実際、「学習プログラム(三種の原理)」では、確率的な考え方を身に付けるために、
- 評価に必要なサンプル数の理解
- 収益モデルのばらつきの認識
- ベイズ理論による優位性への確信
- 実際の勝敗結果の表れ方とイメージとの違いの把握
- 負けた時の心理状態の行動心理学的分析
などなど、非常に多角的なステップを踏みながら、時間をかけて腑に落としていくカリキュラムを採用しています。
ある意味、人間の感情とは相反する所作を修得しなければならないわけで、一筋縄ではいかないということですね。
ところで、通常ではそれだけ困難である「淡々とサイコロを振り続ける」ということが、何の苦労もなく可能となる方法が一つだけあります。
それは・・・
手法のロジックをプログラムに組んでパソコンにトレードさせることです。
つまりEAですね。
もちろんそのためには、その手法が厳密にプログラム言語で記述できる「完全無裁量手法」であることが必要ですが。
マイクも実際にいろいろなEAを自作して運用しています。
完全放置で収益があがるのは確かに楽ですね。
ただ、自分で裁量トレードした方が格段に効率はよいので、あくまでサブの位置付けです。
一方、EAの運用には気を付けなければならない点もあります。
それは、逆説的なようですが、EAを運用するトレーダーこそ、
確率的な考え方を修得していることが必要
だということです。
そうでないと、それこそ「樹海への旅立ち」ならぬ、「EAコレクターへの船出」となりかねません。笑
いずれにしても、確率的な考え方はトレードの一番重要な部分であると、改めて強く思います♪
では、今日もポチっと応援お願いします☆