遂に国内感染者数が1万人を突破～しかも大幅に過小評価の恐れ

2020/04/19 コミュニティ, トレード事例, ニュース, 環境認識, 相場の科学, 資金管理

こんにちは、マイクです。

先週木曜日夜、政府は緊急事態宣言の対象地域を

全国

に拡大しました。

都道府県境に壁がある訳ではないので、最初からそうすべきだったという意見が多いですね。

完全に後手後手に回っている感を否めません。

そんな中、昨日4月18日、国内感染者数は遂に

1万人

を突破しました。

4月5日の記事を憶えていますか？

マイクの行った回帰分析の結果から、

「4月18日には感染者が1万人に達すると予測されます。」

と書きました。

そして、本当にその通りになってしまいました。

今回も、国内感染者数の推移を、最新のデータにアップデートしてお見せします：

データの数値は日テレNEWS24の特設サイトから入手し、マイクが回帰分析・グラフ化しています。

回帰分析に用いるデータの期間は、前回と同様、直近の7日間と、その前の7日間です。

それぞれの回帰直線の傾きの値は

青色：\(\alpha=0.059\)
緑色：\(\alpha=0.100\)

で、直近の値はその前よりも小さくなっています。

これは感染拡大ペースの鈍化を意味しているのでしょうか？

緊急事態宣言の効果が表れてきているのでしょうか？

残念ながらそれは違います。

4月7日に出された緊急事態宣言の効果が表れるのは、早くても今週が始まってからとなるはずです。

実はこの傾きの鈍化は、

PCR検査が感染者に全く追いついていない

という危機的状況を反映したものと考えられます。

既に体調を悪くした何千人もの人々がPCR検査を受けたくても受けられずに待たされています。

より軽症な人や無症状の人は、その何倍もいると考えるのが妥当です。

4月15日になって、ようやく厚生労働省は、諸外国でかなり前から実施されている「ドライブスルー」方式のPCR検査を認める通知を出しました。

しかし、実際に検査ができる場所は全く足りていません。

そのような状況を反映したグラフであり、実際の感染者数は1桁程多いとも考えられます。

つまり、もはや

誰もが感染者であり得る

状況になっていると想定すべきでしょう。

この状況で我々にできることは一つです。

繰り返しになりますが、生活のためにどうしても必要なこと以外、

STAY HOME！！

家にいましょう！！

そして、既に極限状態の中、必死に人々の命を救う活動をしてくださっている

医療従事者のみなさんに心からの感謝を

送りましょう！！！

さて、先週は週半ばにドル高の動きが顕著となりました。

今回はこの流れを【Mike the Ultimate】で取ったトレード事例をピックアップしてご紹介します。

＊2020/04/15(水)＊
【NZDUSD】
■5分足

 基準化損益比：+3.89

先週も【Mike the Ultimate】の