こんにちは、マイクです。
昨日のECB金融政策発表とその後のドラギ総裁の会見を受け、ユーロが大幅に買い戻されました。
以前の記事で書いたように、ドラギ総裁は10月の金融政策発表後の会見で、12月に追加緩和を実施することを強く示唆し、その後ユーロは売り込まれてきました。
そして昨日の発表でその追加緩和の内容が明らかになったわけです。
その主要項目は:
- 量的緩和を少なくとも2017年3月まで継続
- 月々の資産購入額は600億ユーロ(現行据え置き)
- 中銀預金金利は-0.3%(0.1%引き下げ)
というものでした。
まあ、確かに「追加」はしたわけですが・・・
市場はもっと派手な中身を期待していたわけですね。
購入額の増額とか、マイナス金利のより大きな引下げとか。
それで完全な期待外れの失望一色となり、
- 株↓
- ユーロ↑
- ドル↓
となったのでした。
いや、ほんとにわかりやすい展開で助かりますね。
ドラギさんには気の毒ですが。笑
ちなみに、EURUSDの日足チャートを見てみると:
【EURUSD】
■日足
オレンジの縦線、左が前回の金融政策発表、右が今回です。
前回のドラギ総裁の掛け声で売り込まれてきたユーロドルは、今回の発表でその下落分の実に半分も買い戻されたことになります。
そして今夜はいよいよ米国雇用統計の発表です!
またわかりやすい展開となることを期待しましょう♪
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