こんにちは、マイクです。
欧州は昨日で夏時間が終了し、冬時間に移行しました。
正確には、10月28日夏時間午前3時に時計の針が1時間戻り、冬時間午前2時になったということですね。
一方、米国はまだ夏時間が継続しており、今週末に冬時間へ移行します。
欧州と米国のサマータイム制度については、以前の記事でも詳しく解説していますのでご参照ください。
なお、「完全無裁量手法」を運用されている方は、今日から時刻が変更となりますので気を付けてください。
【Universal Splash!】はサマータイムの判定を完全自動で行いますので、設定を変更する必要は一切ありません。
また、「マイクの神器」のテンプレートについては、冬時間用への変更は欧州・米国いずれかのタイミングで行って頂ければ結構です。
さて、日本では、2020年に開催される東京オリンピックの暑さ対策としてサマータイムの導入を検討するような動きもありましたが、逆に欧州ではサマータイムが
廃止
される方向に動き出しています。
EUの執行機関である欧州委員会は今年、加盟国の市民を対象に夏時間の是非についてパブリックコメントを募りました。
その結果、何と84%の人が反対を表明したことから、来年を最後に廃止する方針を打ち出したのです。
ところがここに来て、廃止の目標時期を2年延期して2021年とする方向で検討を始めたというニュースが入ってきました。
これには幾つか理由があります。
まず前述のパブリックコメントですが、「84%の人が反対」と言っても、実際に回答したのはEU市民の1%に過ぎず、しかもその7割が従来からサマータイムに反対の姿勢を示してきたドイツ市民だったのです。
しかも、回答募集はインターネット上でのみ行われたので、幅広い層からの意見が集約できているとは言い難いということもありました。
そして、運用上の問題もあります。
欧州委員会の提案では、2019年の夏時間が終了した時点で、各国は夏時間か冬時間のいずれかを標準時間として選択できるとしていました。
でも、これだとEU内の国々で
時差
が起こってしまいますよね?笑
さすがにそれはないだろうってことで、調整に時間が掛かっているということのようです。
まあ、遅かれ早かれ、欧州がサマータイム制度を廃止する方向であることは確実なようですね。
あ、もし本当にサマータイム制度が廃止された場合、【Universal Splash!】についてはそれに対応するアップデートを無償で行う予定です。
ご愛用中のみなさんはどうぞご安心ください♪
では☆