こんにちは、マイクです。
昨日のNY時間にはドル円が急落しましたね。
これは「黒田バリア」がドル円の上昇を阻んだとの見方が有力です。
【USDJPY】
■日足
以前の記事でもお伝えしたように、ドル円が125円を突破した翌週に、黒田日銀総裁が国会での質疑応答で、
「さらに円安に振れることはありそうにない」
という確信犯的な失言を発して、ドル円が暴落しましたが、その時のドル円レートが124.50付近でした。
チャートの下矢印が黒田発言のポイントです。
それで、このライン(あるいは125円までのゾーン)が、「政治的なレジスタンス」として意識され、「黒田バリア」と呼ばれています。
昨夜のドル円は、見事にこの「黒田バリア」に弾き返された形となっています。
更に、黒田総裁がバンコクの講演後に行われた質疑応答で、
「今後数ヶ月でインフレが著しく加速する」
という見通しを示したことが、それに拍車を掛けました。
今後、少なくとも米国の1回目の利上げに向けて、ファンダメンタルズ的にはドル円は上昇ポテンシャルを持っていると考えられますが、政治的バリアに阻まれて動きが取りにくくなっているのが現状です。
ドル円をトレードされる方は、そのような背景も念頭に置かれておくとよいと思います♪
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