こんにちは、マイクです。
今日はトレンド状態におけるボリンジャーバンドの形状と、プライスとの位置関係について考察します。
これまでの記事はこちらから:
■ボリンジャーバンドの科学 (1: 究極のレンジとは?)
■ボリンジャーバンドの科学 (2: 振幅とバンドの位置関係)
■ボリンジャーバンドの科学 (3: シマウマレンジはどこに納まるか)
■ボリンジャーバンドの科学 (1: 究極のレンジとは?)
■ボリンジャーバンドの科学 (2: 振幅とバンドの位置関係)
■ボリンジャーバンドの科学 (3: シマウマレンジはどこに納まるか)
前回までは「究極のレンジ状態」を見てきたので、今回は「究極のトレンド状態」を見てみましょう。
それは、プライスが等速運動をする場合です:
丸坊主の陽線が並んでいますね。
「マイクの定理」シリーズで説明したように、基準化角度が
\[\tilde{A}_n(t) \equiv 1\]
となるケースです。
この場合、ボリンジャーバンドを表示すると:
となります。
ローソク足が、BB+1σと+2σの間でバンドウォークしていますね。
そして、全てのバンドがプライスと平行になっています。
では、このような状態の時、他の時間足で見るとどうなっているでしょうか?
時間足を半分に短くしたチャートを見てみましょう:
バンド幅は狭くなりましたが・・・
ローソク足は相変わらずBB+1σと+2σの間でバンドウォークしています!
これが「究極のトレンド状態」が持つ普遍性で、プライスが等速上昇運動をしている時には、
全ての時間足で
ローソク足はBB+1σと+2σの間でバンドウォークします(下降の場合はBB-1σと-2σの間)。
これは一体何故なのでしょうか?
その鍵を握るのは、
\[\sqrt{3}\]
という数です。
詳しくはまた次回に♪
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