こんにちは、マイクです。
一旦は軟着陸するかと思われていたギリシャ問題ですが、また緊迫した情勢になってきましたね。
週末に開かれた緊急のユーロ圏首脳会議で、ギリシャのチプラス首相は、債権者の主要な要求を3日間のうちに法制化するよう要求されましたが、これはギリシャにとってはなかなか受け入れ難い内容です。
ギリシャのEU離脱が再び現実味を帯びてきました。
今週もニュース・要人発言には注意しながらのトレードとなりますね。
さて、そんなファンダメンタルズからは少し離れて、今週はまたボリンジャーバンドを数理的側面から取り上げたいと思います。
前回のシリーズ「ボリンジャーの都市伝説」(1)、(2)、(3)、(4)、(5)では、
ボリンジャーの各バンド内に値動きが収まる確率についての定説が、全く根拠のない間違いであることを示しましたが、今回は、より基本的なボリンジャーバンドの数理的性質を探ってみたいと思います。
よく、「レンジ相場」の見分け方として、「ボリンジャーバンドが水平でバンド幅が一定」という状態が挙げられます。
その究極の状態が下のチャートとなります。
MAも各バンドも全て完全に水平になっていますね!
これは究極のレンジ状態と言えます。
さて、お気づきかと思いますが、このチャートには値動き(ローソク足)を表示していません。
実は、ボリンジャーバンドがこのように完全に水平な状態となるのは、値動きが特定の条件を満たした時に限られます。
それは一体、どんな場合でしょうか?
次回までに考えてみてくださいね!
答は1通りではありませんよ♪
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